こんにちは!泉です。
巨匠手塚治虫の生誕90周年を記念して、今現在日本や欧米で実際に活躍している人気の漫画家たちが完全描きおろしで手塚治虫漫画のリメイク・オマージュを掲載したマンガ書籍「テヅコミ」
さらに毎号手塚治虫の名作が再掲載もされているテヅコミなのですが、5月15日発売のVol.8になんとあのブラックジャックが異世界に転生するという漫画の掲載が決まりました!
国民的漫画家といえる手塚治虫さん。その代表作でもあるブラックジャックが異世界に転生してそこでどのような活躍を行うのでしょうか?
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異世界ブラックジャック
異世界ブラックジャックは「原作:手塚治虫 漫画:時丸佳久」となっているのですが、原作として手塚治虫が残しているわけもなく、ブラックジャックの性格・世界などを継承していることを述べていると思われます。
また、時丸佳久さんがかなり綺麗に書かれているのですが、やはりそこは手塚治虫さんではないので、元のブラックジャックファンの方はちょっと違和感があるかもしれません。
私もちょっと違和感があったので。。
まぁ、ブラックジャックが出てくる全く別の物語と思えばかなり面白く読むことが出来ます。
異世界とは言ってもホイミやケアルなどで怪我が治るわけではなく、怪我をすればやっぱり治療が必要ですので、そこで天才外科医であるブラックジャックが異世界(おとぎの国)で無双するのは見ていて気持ちがいいです。
異世界ブラック・ジャックの内容は?
異世界ブラックジャックは医師免許を持たない天才外科医ブラックジャックが異世界に転生し、そこで奮闘する物語。
しかし異世界というと剣と魔法の世界を想像する人が多いと思いますが、ブラックジャックが転生する異世界はなんとおとぎの国。
ただ、「転生」とは言っても形としては「転移」。ブラックジャックが赤ちゃんとして生まれ変わるわけではなく、あの姿かたちのままおとぎの国に転移してしまいます。
雑誌に掲載され始めたのですが、第一話はブラックジャックが桃太郎の世界に転移します。
全く知らない世界に放り込まれたブラックジャックが山の中を歩いていると、川にぶつかり、そこに流れてきた暴れ桃から始まります。
引用:異世界ブラックジャック
おばあさんが奥さんになっており、桃にライドして川を下っているあたりから大分ポップな桃太郎だとおもいますが、この桃を開けた中身が面白い。
ただの桃の種なんですが、何だか人間の臓器を見ているような錯覚を起こしてしまうようなタッチで描かれています。
引用:異世界ブラックジャック
まぁ、ブラックジャック自身も人間の臓器と間違うような種なので、人間の臓器に見えるのが正解なのかもしれませんがw
このあと桃太郎が産まれてくるのですが、ブラックジャックはもちろん桃太郎の話を知っているので、お爺さんおばあさん(旦那さん奥さん?)に「その子はいつか3匹の動物を連れて鬼ヶ島へ鬼退治に行くだろう」と予言しちゃいますw
残念ながら第一話にはピノコは出て来ませんでしたが、これからの展開次第では出てくる可能性が高いです!というかブラックジャックには助手のピノコが必須でしょう。
だって、桃太郎が入っている桃を見た時にブラックジャックはまず奇形脳腫ではないかと考えるのですが、その時ブラックジャックの頭の中に浮かんだのはピノコだったんです。
引用:異世界ブラックジャック
さいごに
異世界無双するライトノベルが流行っていますが、ついにブラックジャックまで異世界に転移してしまいました。
ですが、仁のように現代医学は昔の人にすると神の手のように感じることでしょう。
ブラックジャックが転移するおとぎの国も、時代的には昔の日本。そこではちょっとしたことが命取りです。
伝染病であったり、怪我を治療せずに放置したことで壊死してしまったり。。
そういったときに現代日本の医療技術を持っており、さらに天才と言われるブラックジャックがいたら、尚の事現場で苦しんでいる人やその家族は、ブラックジャックの事を神様と思うことになるのでしょうね。
今後ブラックジャックはどんな世界に旅立つのでしょうか。見たこともないおとぎの国のお話を見せてくれそうです!